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Society for Epidemiologic Research Annual Meeting 2026で研究成果を発表しました

2026年6月23日から26日に米国アリゾナ州フェニックスで開催された、Society for Epidemiologic Research(SER)Annual Meeting 2026に、当講座の黒田佑次郎准教授が参加し、研究成果を発表しました。
SERは、疫学研究に関する国際的な学術集会です。今回の学会では、COVID-19に関連する不安とヘルスリテラシーとの関係が、感染拡大初期の2020年と、社会状況が変化した2025年とでどのように異なるかを検討した研究について、ポスター発表を行いました。


研究では、2020年と2025年に実施した計6,451人の調査データを分析しました。その結果、COVID-19に関連する不安は2025年に大きく低下しており、コミュニカティブ・ヘルスリテラシーと不安との関連も、時期によって異なる可能性が示されました。
また、自由記述の内容から、2020年には感染リスクや先行きの不確実性、医療提供体制、社会生活への影響が多く語られていたのに対し、2025年にはワクチンやCOVID-19の日常化に関する記述が相対的に増えていました。これらの結果は、ヘルスリテラシーの役割を考える際には、個人の能力だけでなく、人々が情報を受け取り、リスクを判断する「情報環境」も考慮する必要があることを示唆しています。


学会では、世界各国の研究者との意見交換を通じて、今後の研究を発展させるための多くの示唆を得ることができました。今回発表した研究成果については、現在、国際学術誌への投稿を進めています。