梅村朋弘
専門分野 国際保健学,環境保健学,産業衛生学
研究内容 バングラデシュにおけるプロジェクト
国際支援が届かないような僻地(バングラデシュ南西部クルナ管区の僻地)において、住民の健康調査や水質を中心とした環境調査を行っている。また、現地の文化や生活習慣を反映した健康教室や太陽熱を利用した蒸留装置(大規模なものではなく家庭ごとに自作する)の導入を2021年まで行う予定である。人手不足なので、やる気、根性、体力、常識・協調性、強靱な消化器官を兼ね備えた方は一緒に仕事しましょう。

インドにおけるプロジェクト
①コルカタ:大気汚染が貧困層(特に児童)に及ぼす影響の調査に加えて、水質汚染の調査も進めている。
②パンジャブ:総合地球環境学研究所の林田班(Aakashプロジェクト)の一員として、野焼きを起因とする大気汚染が人に及ぼす影響の調査をしている。

住宅内事故の調査
住宅内は安全安心な場所であるべきだが、様々な環境要因で健康上のトラブルを発生する人が少なくない。その中でも、浴室(脱衣所含む)やトイレで発生する健康上のトラブルに着目して、実験的またはデータ探索的に要因や傾向を調査している。

インジウムによる肺障害の調査
テレビ、パソコン、スマートフォンなどに液晶ディスプレイが取り付けられている。液晶に不可欠なインジウムという金属は、現在の情報化社会において不可欠な金属ともいえるが、職業的曝露によって肺障害を生じることが明らかになりつつある。当該症例をフォローして、体内に蓄積されたインジウムや病態の経年変化を調査している。

所属学会

日本産業衛生学会,日本産業衛生学会東海地方会,日本公衆衛生学会,日本衛生学会,日本国際保健医療学会

E-mail ume@aichi-med-u.ac.jp
趣味 柴犬の散歩